どんな返済方法がある?アメックス(American Express)の返済方法

世界的にステータス性の高いアメリカン・エキスプレス(American Express、以下「アメックス」)カード。”富裕層が持つカード”というイメージから、返済方法は「基本一括払いなのでは?」と思っていませんか?ご安心ください。アメックスカードにも、他のクレジットカードと同じように、さまざまな返済方法が用意されています。

アメックス(American Express)の返済方法

アメックスの返済方法は、大きく分けて「一括払い」「分割払い」「リボ払い」の3種類があります。

・一括払い
一括払いとは、利用した金額を翌月に一括で支払う方法です。利用した金額に対して、手数料はかかりません。

・分割払い
分割払いとは、利用した金額を一定の回数で分割して支払う方法です。支払回数は 3回、6回、12回から選択できます。分割払いには、14.9%の手数料がかかります。

・リボ払い
リボ払いとは、利用した金額を毎月一定の金額で分割して支払う方法です。支払金額は、一定ですが支払い期間は利用金額に応じて変動します。リボ払いにも、手数料がかかります。

このようにアメックスカードは、一括払いだけでなく、分割やリボ払いにも対応しています。利用状況やその時のライフスタイルに合わせて、最適な方法を選ぶことができるのです。

アメックス(American Express)の返済方法は変更できる?

例えば、商品を購入した時は「一括払い」で購入したとしても、その後予定よりもカードを使いすぎてしまった時など、「やっぱり分割にしたいな…」「リボ払いにできたらラクだな」と思うこともありますよね?
そんな時も安心です。アメックスカードは返済方法を後から変更することができます。

アメックスには「ペイフレックス」という返済方法があります。ペイフレックスには、「あと分割」「あとリボ」「自動リボ」の3種類があり、柔軟な支払い方法に対応しています。
※ペイフレックスを利用するためには、アプリまたはウェブへのログインが必要です。

・あと分割
あと分割は、「一括払い」で決済したものの中から、分割払いにしたいものだけを選択して、最大で12回払いに変更できます。支払回数は 3回、6回、12回から選択できます。最長でも1年以内に完済できるので、「一括払いは厳しいけど、支払いを長引かせたくない」という方に合った支払い方法です。一度あと分割にしたものを、残高一括払いで返済することもできます。
ただし、年会費、利息や手数料、遅延損害金、リボ払い利用分、保険料、返金や調整金額、証券会社利用分などは分割払いに変更することができないので、注意しましょう。
※あと分割には、14.9%の手数料がかかります。

・あとリボ
あとリボは、「一括払い」で決済したご利用分の中から、リボ払いにしたい分を選んで、リボ払いに変更することができます。リボ払いは毎月一定の金額を支払う返済方法ですが、お財布に余裕がある月には増額して返済(増額返済)することもできますし、一括で残高を返済することもできます。

・自動リボ
自動リボは、登録した際に設定金額を設定すれば、その後のご利用分は自動で「一括払い」と「リボ払い」に振り分けられます。お会計時に「一括で」と言っても、金額で支払い方法が振り分けられるので、買い物をするたびにリボに変更するのが面倒な方にピッタリなプランです。
例えば設定金額を「3万円」にした場合、一回の利用金額が3万円以上のものは「リボ」になり、3万円未満のものは「一括」となります。
設定金額は、2,000円、5,000円、1万円、2万円、3万円、4万円、5万円、10万円、15万円、20万円から選ぶことができ、ご利用分を全てリボ払いにしたい場合は、「1円」と設定します。あとリボと同じく、余裕がある月は増額返済、または残高一括払いで返済することができます。

個人カードでペイフレックスを使いたい場合は、事前に会員サイトに登録して、支払い口座の登録とオンライン明細書の設定をする必要があります。
会員サイトでは、ご利用可能金額やご利用履歴なども簡単に確認できるので、ペイフレックスを使わない方でも登録しておくと便利です。
アメックスのビジネスカードは、ペイフレックスがデフォルトで使える状態になっているので、登録作業は必要ありません。その時の状況に応じて、柔軟に支払い方法を選択できます。

まとめ

アメックスの返済方法は、一括払い、分割払い、リボ払いの3つから選択でき、これに加えてペイフレックスと呼ばれる柔軟な返済オプションが用意されています。ペイフレックスでは、あと分割、あとリボ、自動リボの3つの選択肢があり、とても使いやすくなっています。アプリやウェブを通じて、購入後に返済方法を変更でき、支払いスケジュールを自分に合わせて調整できます。
いざという時でもペイフレックスがあるので安心です。ただし、くれぐれも使いすぎには気を付けましょう。

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